小学校卒業式の保護者代表祝辞に関する記事です。
祝辞の文章を考えるのは悩むものですが、そんな悩みの人のために、祝辞を述べるにあたって注意すべき点と、3つの例文を紹介します。
ぜひこの記事を参考にしてください。
抑えるべきポイント
祝辞を読む上で抑えるべきポイント、注意点を挙げます。
主にポイントは以下の3点です。
・身体に関する言葉を使わない
・両親に関する言葉を使わない
・主役が小学生ということを忘れない
■身体に関する言葉を使わない
まず、身体に関する言葉を使わないという事です。
無意識に使いがちですが、卒業生の中に、身体の不自由な子供が卒業生にいる可能性があります。
せっかくのおめでたい席で、卒業生を傷つけないようにしましょう。
■両親に関する言葉を使わない
続いて、両親に関する言葉を使わないという事です。
これも上記と同様に、両親が揃っていない子供がいる可能性があるので控えましょう。
「お父さん」、「お母さん」ではなく「家族」や「保護者」という言葉を使った方がベターです。
■主役が小学生ということを忘れない
また、小学校の卒業式の主役は卒業生であるという事も、忘れてはいけないポイントです。
その為、卒業生にとって心に残るような祝辞を読むようにしましょう。
あまりにも難しい言葉を並べると、理解しにくくなってしまいます。
そこで、わかりやすい言葉を選び、柔らかな雰囲気で話すようにするのがポイントです。
保護者代表祝辞の例文
以上のポイントをおさえた上で、保護者代表の祝辞の例文を、ご紹介します。
これらを参考にしつつ、自分なりの祝福のメッセージを卒業生に送りましょう。
例文1
六年生の皆さん、卒業おめでとうございます。
皆さんがこの小学校を立派に卒業するのを、心から嬉しく思います。
今日、皆さんの卒業を一番に喜んでいるのは、皆さんを見守ってきた家族と指導をしてくださった先生方です。
皆さんは多くの人に見守られ、祝福を受けながら今日卒業していくのです。
当たり前のような事ですが、これはとても幸せな事なので、どうぞ忘れないで下さい。
中学生になる準備は、しっかりと整っている事でしょう。
自信を持って、進んでいって下さい。
例文2
皆さん、卒業おめでとうございます。
保護者の皆様にも我が子の成長ぶりが眩しく映っている事でしょう。
今日で皆さんは六年間過ごした小学校とお別れします。
この小学校で学んだ事は、これからの人生に大いに役立つでしょう。
中学生になっても、努力する事の大切さや、周りの方々への感謝の気持ちを忘れずに、さらなる活躍を願いながら、私の祝辞とさせて頂きます。
例文3
本日はご卒業おめでとうございます。
そして保護者の皆様、お子様のご卒業心よりお喜び申し上げます。
六年前の四月に皆さんはこの小学校に入学しました。
その頃は、先生や上級生に何かを言われなければ、自分達で考え、行動するのは難しかったはずです。
それが今では最上級生として下級生をまとめ、今日は立派に卒業式に臨むまでになったのです。
この六年間で、皆さん一人一人は確かに大きく成長を遂げています。
その事に自身を持って下さい。
皆さんの中学での活躍もお祈りしています。
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