中学校卒業式の保護者代表挨拶に関する記事です。
保護者代表挨拶をする上で抑えるべきポイントと、実際の例文を紹介します。
抑えるべきポイント
中学校の卒業式の保護者代表の祝辞を読む上で、
押さえるべきポイントを説明します。
実際のところ、祝辞を任されたからといってあまり難しく考える事はありません。
難しく考えるあまり、言葉遣いが難しくなってしまうと、内容が卒業生に伝わりにくくなってしまうことはよくあります。
しかし、あくまで卒業式は正式な式典の一つなので、
あまりにも砕けた表現を使いすぎると、式典としての厳かな雰囲気を壊してしまいます。
度を越したジョークなども、慎むべきでしょう。
そこで、式典の雰囲気を壊さない程度に、わかりやすい表現に仕上げるのがポイントです。
ただ、中学校の卒業式ともなると、卒業生を子供扱いしすぎるのもいけません。
子供扱いすると、不快に感じる卒業生も出てきてしまうからです。
その為、大人に話しかけるような口調に仕上げる事も、ポイントと言えるでしょう。
小学校保護者代表祝辞の例文
これから、上記のポイントを抑えた上で、
いくつか中学校の卒業式の保護者代表の祝辞の例文をご紹介します。
例文も参考にしつつ、自分なりの言葉で内容を考えると、
卒業生の思い出に残る祝辞となるでしょう。
例文1
ご卒業、まことにおめでとうございます。
三年前、皆さんは希望と期待を胸にこの中学校の門をくぐった事でしょう。
それから三年間、勉強に部活動に生徒会活動にそれぞれが励み、結果を残してきました。
後輩にもたくさんの手本を残してくれました。
三年間、どうもありがとう。
義務教育を終了した皆さんは、三年前よりも一回り大きく成長し、これから新たな一歩を踏み出します。
これからは、今までのように全てが用意されているわけではありません。
自分に必要なものは、自分で見つけていかなければいけません。
三年間この中学校で立派に過ごされた皆さんなら、自分に必要なものを見つけ出す事が出来るでしょう。
自分から学ぶ積極的な姿勢で、新たな道を歩んで行って下さい。
皆さんのこれからのご検討をお祈り申し上げ、祝辞と致します。
例文2
卒業生、ならびに保護者の皆様、まことにおめでとうございます。
この三年間は、いかがだったでしょうか。
まさに「光陰矢のごとし」といった心境ではないでしょうか。
楽しい時間が過ぎるのは、実に早いものです。
しかし、経験した事や培った絆は財産として皆さんの元に残りますので、大切にして下さい。
新しい生活の中で、これが一生の宝物と気付く日が、いずれきっと訪れるでしょう。
この中学校で過ごした三年間を土台として、より大きな人間に成長してくれる事を祈っております。
以上を持ちまして、私の祝辞とさせて頂きます。
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