暑中見舞いのはがきの作成方法は主に4つありますが、今回は自筆するメリット・デメリットや手順について詳しく解説していきます。
プリンターやオンラインサービスを使えば見栄えの良い暑中見舞いはがきが楽に作成できますが、以下のような人は自筆で構いません。
- 家にカラープリンターがない
- シンプルなデザインで問題ない
- 出す人数が少ない
- できるだけお金をかけたくない
- 自分の字に自信がある
暑中見舞いを自筆するメリット・デメリット
- 書くもの(ペン・毛筆など)だけ用意すれば良い
- お金がかからない
- 印刷の仕方などを調べる必要がない
- 相手に気持ちが伝わりやすい
- 凝ったデザインにはできない
- 字が汚いと悪印象を与えることもある
- 大人数に出す場合は多大な手間がかかる
プリンターやオンラインサービスなどを活用すれば、誰でも簡単に見栄えの良い暑中見舞いはがきに仕上げることができます。
しかしその一方、使用するツールやデザインのテンプレート、サービスなどを調べて選ぶのに手間がかかるというデメリットもでてきます。
その点自筆の場合、書くものだけを用意して、暑中見舞い用のはがきを購入して書くだけで済むので、色々調べるのが面倒くさい人にはお手軽です。
ただし出す相手が多い場合、自筆は多大な時間と労力がかかるというのが大きなデメリット。
写真入りにしたり、凝ったデザインにしたりできないというのもデメリットとして挙げられます。
まとめると、シンプルな暑中見舞いはがきを数人に送るような場合などは、自筆が一番楽ということです。
暑中見舞いを自筆する手順
- step1イラスト付きの暑中見舞いはがきを購入する
暑中見舞い用のはがき(かもめ~る)は郵便局やコンビニで販売されています。ネットショップでの購入も可能。※送料720円、5,000円以上で送料無料
無地のはがきとイラスト付きのはがきがありますが、無地だと味気ないのでイラスト付きのはがきを購入しましょう。
挨拶文が印刷されているはがきも販売されているので、そちらを購入するのも良いでしょう。
- step2挨拶文を書く
裏面の挨拶文を書きましょう。
以下の構成を意識すると書きやすいかと思います。
- 「暑中お見舞い申し上げます。」
- 時候の挨拶(相手を気遣う言葉)
- 自身の近況報告
- 結びの言葉(相手を気遣う言葉)
- 日付
より詳しい文章の構成や例文についてはこちらにまとめているので、ぜひ参考にしてください。
- step3宛名を書く
表の宛名を書きましょう。
もしPCがあり、Word・Excel・モノクロプリンターが使える環境にあるなら、宛名だけ印刷するというのもおすすめです。
- step4ポストに投函する
暑中見舞いを出す時期については、土用の期間(7/20頃)、小暑(7/7頃)になってから、梅雨が明けたら(7月上旬~下旬ごろ)など諸説ありますが、相手が住んでいる地域の気温が高くなってきたら出すようにしましょう。
7月中旬~8月上旬の期間に出せば問題ありません。
ただし立秋からは残暑見舞いに切り替わるので、暑中見舞いのはがきは立秋の前日まで(8/7頃まで)に出しましょう。
ちなみに、ポストに投函してから相手に届くまでの日数は大体1日~2日です。
あとがき
以上、暑中見舞いはがきを自筆する手順やメリット・デメリットについてまとめました。
印刷するほうが楽ですし、見栄えの良い仕上がりになます。しかし数人にぱぱっと送ってしまいたい場合などは手書きのほうが楽かもしれません。
他の方法についてもまとめているので、ぜひそちらも参考にしていただければと思います。