日焼け止めの選び方|SPF・PAとは?クリーム・スプレー等種類の違いについて

日焼け止めは日々色んな商品が発売されていますが、どういう基準で選ぶべきかご存知でしょうか?

また、『SPF』や『PA』など商品ごとに定められていますが、これらにどういった意味があるのかご存知でしょうか?

今回、日焼け止めの正しい選び方やそれぞれの種類ごとの性質について詳しく説明していきます。

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紫外線の種類について

日焼け止めの説明に入る前に、
紫外線についてある程度理解しておきましょう。

日常生活の中で私達が浴びる紫外線には、
UVA・UVBという2種類あり、これらは以下のそれぞれ以下の様な性質があります。

  • UVA(波長 315~380nm):表皮層を通過し、真皮層にまで作用する。 真皮層に存在する、肌質に重要なたんぱく質を変性させシワたるみ作ったり、メラニン色素を酸化させてシミへと変化させたりする。
  • UVB(波長 280~315nm):表皮層に作用。 日焼けの原因であるメラニンを生成したり、DNAにダメージを与えて皮膚がんの原因となったりする。

これらはそれぞれ性質の違いから、
対処の仕方が違ってくるのです。

紫外線の詳しい説明はこちら
紫外線とは?UVの健康被害・影響の大きい時間帯と外出時の対策について

そして、日焼け止めには、
UVAを抑える効果を表す指標としてPA
UVBを抑える効果を表す指標としてSPFというように別々の値が用いられています。

次は、これらPAとSPFについて見ていきましょう。

SPF・PAについて

日焼け止めには、
『SPF』や『PA』などが表示されていますが、
これがどういったことを意味しているのかを説明します。

これらについては多くのサイトで誤った情報が書かれているので、
誤解しないように気を付けましょう。

SPFとは?

SPFとは、UVBを防ぐ効果を表す指標であり、
通常時の何倍のUVBに耐えられるかという数値です。

もっと分かりやすく言うと、
UVBの影響をどれだけ少なく出来るかという数値です。

SPF20なら素肌の20分の1、
SPF50なら素肌の50分の1までUVBの影響を抑えられるのです。

多くのサイトでは、
SPFの値は効果の持続時間と書かれており、

「SPF30なら通常20分で日焼けする人は20分×30=10時間日焼けを遅らせることができる」
と記載されているものが大半ですね。

しかし、これは誤りで、
SPFは時間とは無関係で、あくまで紫外線の量が関係します。

これは少し調べれば分かることなのですが、
詳細について知りたければ、以下のSPFの測定法に関するレポートを読んで下さい。
日本化粧品工業連合会SPF測定法基準

PAとは?

FPSがUVBを防ぐ効果を表す指標なのに対し、
PAはUVAを防ぐ効果を表す指標です。

  • PA+:2~4
  • PA++:4~8
  • PA+++:8~16
  • PA++++:16以上

これらの数値の分だけUVAの影響を抑えることが出来ます。

PA+なら、UVAを“2分の1”~“4分の1”程度に抑えることが出来るのです。

どういう基準で選べば良いのか?

では次に、どういう基準でこれらを選べば良いのか、
簡単に説明します。

  • 日常生活、買い物などの軽い外出:FPS10~20、PA+~PA++
  • 屋外における軽い運動、レジャーなど:FPS20~30、PA++~PA+++
  • 炎天下での運動、マリンスポーツなど:FPS30~50+、PA++~PA++++
  • すぐに赤くなる敏感肌の人が紫外線の強い場所に行く場合:FPS40~50+、PA++++

重要なのは、時間ではなく、
その場所での紫外線の量や自分の体質です。

短時間でも紫外線が強い場所なら数値が高いものを使い、

いずれにせよ時間経過による劣化や汗による流出などあるので、
2~3時間ごとに塗り直す必要があります。

高い数値を選べば良いというものではない

数値が高ければ高いほど良いというわけではありません。

一般的に、数値が高くなるほど、
肌に負担がかかり、荒れる原因となったり、乾燥しやすかったりします。

そのため、あくまで上述したように、
自分の肌質や目的に応じて選ぶ必要があるのです。

顔用と体用の違い

日焼け止めには顔用と体用がありますが、
「顔用と体用を兼用してもいいの?そもそも何が違うの?」
と思う人も多いと思います。

まず、顔用と体用の違いですが、
体用の方が白浮きしにくく効果も強い分、肌の負担も強い
ということです。

そのため、顔用の日焼け止めを体に塗っても特に支障はありませんが、
体用のものを顔に塗ると肌荒れの原因となってしまうことがあります。

ボディウォッシュで洗顔してはいけないのと同じような考え方ですね。

なので、体用のものを顔に塗るのはできるだけ控えるようにしましょう。

日焼け止めの種類

次に、日焼け止めの種類とその性質について説明していきます。

日焼け止めにも、様々な種類のものがあるので、
時期や用途、自分の体質に合わせて適切に選びましょう。

クリーム

保湿力が高く、乾燥肌の人におすすめ。
また、防水性が高く落ちにくいため、化粧下地として使いやすいです。

ただし、油分が多い、伸びが悪い、落としにくいなどのデメリットもあります。

ミルク・乳液

刺激が弱く、敏感肌の人におすすめ。
伸ばしやすいというのも利点です。

ローション

最も肌に優しいタイプですが、
その分SPF等は低く効果は薄いです。

日常の中で気軽に使うのに適しています。

ジェル

サラッとしており、ベタつかず、伸びも良いですが、
刺激が強い成分を使っているものが多いので注意が必要です。

また、クリーム等他の液体タイプと比べ保湿力が乏しいので、乾燥肌の人には向きません。

スプレー

手の届かないところでも簡単に塗れて、手がベタつくのも防げます。
最近では、髪・頭皮に使えるタイプも増えているので、他のタイプとは全く別の用途があります。

一方で、塗りにムラができたり、周囲に飛び散ったりするというデメリットも。

パウダー

メイクの上から手軽に日焼け止め対策ができ、
落としやすく肌の刺激もありません。

ただし、他よりも効果が薄かったり
簡単に落ちるので塗り直しをこまめに行わないといけないといったデメリットも。

あとがき

以上、日焼け止めの正しい選び方についてでした。

ただ商品ごとに優劣があるわけではなく、
それぞれの用途や体質によって適した性質のものがあるのです。

なので、ただ人気のものを選ぶのではなく、
自分に合ったものを選びましょう。

次回、日焼け止めの塗り方について詳しく説明していきます。

■紫外線・日焼け止めの記事一覧

  1. 紫外線とは?健康被害と対策について
  2. 日焼け止めの正しい選び方 ←今ここ
  3. 日焼け止めの効果的な塗り方
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