面接のお礼状のポイントや例文に関する記事です。
就職活動中、面接をしていただいた企業に対して、お礼状を書くのと書かないのとでは、面接官の印象も変わるとも言われています。
しかし、出すタイミングや書き方を間違ってしまうと逆効果になる場合もありますので、お礼状を出す時のポイントをしっかり押さえて、応募者が多数いる場合や面接時間が短かった場合など少しでも印象を残す意味でも書くようにしましょう。
面接のお礼状は『手紙』or『メール』?
まず、面接のお礼状を手紙で送るべきか、メールで送るべきかということについて考えましょう。
「手紙で送るのが当たり前」と思う人も多いとでしょうが、
最近、IT関係やメディア関係の企業(ごく一部)では、
お礼状をメールで送るケースが増えています。
しかし、これはあまり一般的ではありません。
一般的な職種の場合は、手紙で奥のルのが無難ですが、
メールを送る先方の担当者の役職や年齢などによって判断するのもひとつの手です。
部長クラスや年齢の高い方には手紙を書きますが、
担当者の年齢が近い場合にはメールにてお礼状を書くことで、
コミュニケーションがしやすくなると言うメリットもあります。
面接のお礼状を書く時のポイント
次に、面接のお礼状のポイントについてです。
以下の4つのポイントに注意して下さい。
1.お礼状は面接した日のうちに出す
面接は終わってすぐにお礼状を書き、翌日には投函できるようにします。
2.書き方
企業名と採用担当者名(人事担当者名)の名前を間違わないように入れ、拝啓で始まり敬具を付け、日付と自分の名前、大学名、学部名を明記しましょう。
3.白い封筒で縦書きの便箋
面接のお礼状は、黒インクのボールペンで、白い縦書きの便箋に書くのが正式ですが、横書きの便箋でも構いません。
4.書く内容
忙しい時間を割いてまで面接の機会を与えてくださった企業の採用担当者に対するお礼をし、面接時に印象に残った言葉、時間内で伝えきれなかった自分の強み、また、入社後の抱負などを簡潔に書くようにしましょう。
面接後のお礼状の例文
株式会社〇〇
人事部 〇〇様
拝啓
貴社ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
このたびはお忙しいところを私のために貴重なお時間を割いて頂きまして、ありがとうございました。
面接当日は大変緊張しておりましたが、短い時間の中で、ありのままの自分をお伝えすることが出来たと思っております。
また、この面接と言う機会を与えていただきましたことで、社員ひとりひとりの自主性を尊重し、個性を活かす貴社の雰囲気にふれて、貴社で働きたいという思いが一層強くなりました。
末筆ながら、面接の機会を与えて頂いたお礼を申し上げたくお便りいたしました。
貴社のご発展と社員皆様のご多幸をお祈りいたします。
今後ともご指導のほどよろしくお願い申し上げます
敬具
平成○○年○月○日
東京都○○区□?□?□
○○大学○○学部○○学科○○専攻
○○○○
※実際、面接を受けている時、印象に残ったエピソードを書くようにしましょう。