採用内定のお礼状を出すか、出さないかでは、印象が全く違ってきます。
最近は、採用内定のお礼を電子メールで送る人が増えてきていますが、やはり、自筆で葉書あるいは封書で、感謝の気持ちを添えて送るようにしましょう。
今回、採用内定のお礼状のポイントと例文をまとめてみました。
是非参考にして下さい。
目次
採用内定のお礼状を書くポイント
採用内定のお礼状の例文を紹介する前に、
まずはお礼状を書く際のポイントを説明していきます。
お礼状のポイントである以下の6点についてそれぞれ詳しく見ていきましょう。
- お礼状を出すタイミング
- 封筒、便箋、はがきについて
- 自筆か印刷か
- お礼状の内容について
- 封をする前の確認
- 他に提出する書類がある場合について
お礼状を出すタイミング
採用内定の通知を受け取ったら、
出来るだけもらった翌日には投函できるようにしたいものです。
早ければ早いほどあなたの気持ちが伝わりますし、
良い印象を持たれるでしょう。
翌日にお礼状を投函できなくても、
遅くとも先方に1週間以内には届くようにするのが望ましいです。
封筒や便箋、葉書について
封筒、便箋、はがきの色についてです。
お礼状を出す場合は、
やはり、便箋や封筒、葉書は白色が基本です。
薄い色でも大丈夫ですが、
派手な柄などが入っているのは絶対に避けましょう。
自筆か印刷か
続いて、お礼状の字は自筆にするかパソコンで印刷した字にするかという点について。
これは、字が上手くなくても自筆にしましょう。
丁寧にパソコンで印刷した文章を送るのではなく、
自筆したほうが手間がかかったように見え、誠意が感じられます。
お礼状の内容について
続いて、お礼状に書く内容についてです。
お礼状は、感謝の気持ちをすぐに伝えるのが目的です。
凝った文章を書くと言うよりも、
内定のお礼や今後の決意、今後どのような資格を取る予定なのか等、
これらを簡潔に書いておきましょう。
それだけでも好印象を与えることができます。
書き出しは「拝啓」で始まり、
季語を入れて、最後「敬具」を忘れずに。
封をする前の確認
封をする前には、
誤字や脱字がないかチェックしましょう。
特に採用者側の会社名や担当部署、担当者の方の名前に誤りがあると大変失礼に当たります。
1文字だけ間違ったから修正テープでと思わず、
必ず新しい便箋に書き直しましょう。
他に提出する書類がある場合について
採用内定通知と共に採用に当たっての書類を提出しなければならない場合は、
お礼状と一緒に送ってしまいましょう。
ただし、書類を用意するのに時間がかかる場合は、
先にお礼状を書いて送ります。
では、次にお礼状の例文を紹介します。
是非参考にして下さい。
採用内定のお礼状の例文
謹啓
時下ますますご清栄のことと、心よりお慶び申し上げます。
先日はご多忙の中、面接のためにお時間を割いて頂き誠にありがとうございました。
また、この度は内定のご通知を頂きまして、本当に有難うございます。
何かと至らぬ所の多い私ではございますが、来春からは貴社の一員として一生懸命精進致しますので、何卒よろしくお願い致します。
卒業までの間、悔いの無いように充実した毎日を過ごしたいと思います。
まずは取り急ぎ採用内定の御礼まで、本当にありがとうございました。
敬具
※お礼状を万が一内定承諾書と一緒に送付する場合は、「指定の書類をお送りさせていただきますので、ご確認、ご査収のほどお願い申し上げます。」と、最後に付け足しておくようにしましょう。