結婚式を欠席する際のお詫び状の書き方・例文

結婚式の出欠の返信葉書が届き、どうしても結婚式当日出席が出来ないと事前にわかっている場合の詫び状を書きます。

しかし、結婚式なんてそんなに頻繁にあるものでもありませんし、どういうふうに書いていいか誰しもわからないものです。

そこで今回、どうしても結婚式欠席せざるおえなくなった場合のポイントと例文をまとめました。

結婚式欠席の詫び状を書く時のポイント

まず、結婚式の詫び状を書く上でのポイントを3つ挙げます。

『感謝の気持ち』と『申し訳ない気持ち』、『祝福の気持ち』を伝える

招待を受けたことへの『感謝の気持ち』、
欠席しなければいけないと言う『申し訳ない気持ち』、
そして、新しい門出を『祝福する気持ち』を伝えお詫びの言葉を添えるようにしましょう。

これに関しては、どういう経緯で欠席するにしても忘れてはなりません。

やむを得ない理由で欠席をする時

身内の不幸により出席出来なくなった場合は、
具体的な内容は控え、「一身上の都合により」あるいは、
「やむを得ない事情により」と言う風に書きましょう。

急遽欠席しなければならなくなった時

急に欠席しなければならなくなった場合は、
まず電話連絡を入れた後、詫び状を送ります。

相手はきちんと人数を把握して、それに合わして入念に結婚式の準備をするため、
なるべく早めに伝えてあげることが大事です。

結婚式欠席の詫び状の例文

では、結婚式の詫び状の例文についてです。

結婚式の前に詫び状を送る場合と、
結婚式の後に詫び状を送る場合の2つをご紹介します。

結婚式前に送る場合の詫び状

このたびは、ご〇〇様の結婚式ならびに披露宴のご招待を賜り、誠にありがとうございました。

当日は出席の返事をしておりましたが、一身上の都合により出席を辞退せざるを得なくなりました。

何をおいてもお二人の晴れの姿を拝見したく式への参列を楽しみにしておりましたが、大変に残念に思います。

失礼は重々承知いたしておりますが、どうか事情をご賢察のうえ、間際になっての欠席の連絡でご迷惑をおかけいたしますが、どうぞよろしくおとりはからいください

末筆ながら、挙式と披露宴のご盛会とお二人のご多幸を心よりお祈り申し上げます。

結婚式欠席後日に送る場合の詫び状

拝啓 時下ますますご健勝のほどお喜び申し上げます。

過日は、せっかくの結婚式ならびに披露宴のご招待をいただきながら、どうしても抜けられない用事が、突然生じまして、欠席という事態になり、心からお詫び申し上げます。

欠席のご連絡を差し上げる際に、詳しい事情をお知らせしようかとも思いましたが、せっかくのおめでたい式場でご迷惑をかける心苦しさもあり、差し控えさせていただきました。
本当に申し訳ございませんでした。

そして、楽しみにしていました新郎、新婦の新しい門出の晴姿も見ることが出来ず、断腸の思いでございます。

当日、簡単なご連絡とお詫びのお電話を差し上げましたが、書面をもって、改めてお詫び申し上げます。
どうか、お許し下さい。

後日改めてお祝いに伺い、幸福に満ちたお二人のお顔を拝見できれば幸いです。

末筆ながら、お二人の末永いご多幸を心よりお祈り申し上げ、まずは書中にて、お詫び申し上げます。

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