意外と簡単!部下の昇格推薦状の書き方のポイントと例文

会社では自分と一緒に仕事をしている部下が昇格をしていくために面接などを行うというケースもあります。

その時には上司が推薦状を書かなければならないという状況も生まれてきますので、書き方をしっかりと覚えていかなければなりません。

是非この記事を参考にして下さい。

部下の昇格の推薦状のポイント

まず、推薦状を書く上でのポイントを2つ述べます。

具体的に部下の実績や能力を記述する

当り障りのない、誰にでも当てはまる長所などではなく、
推薦する部下ならではの実績や能力を記述してあげましょう。

といっても難しいことではなく、
あなたが純粋に部下の推薦状を書くに値すると思った理由を書けばいいのです。

後の面接にて支障がない内容にする

推薦状を書いた後、部下の面接が行われます。

そこでの面接と推薦状に書いた内容の間で整合性が取れなければ、
部下の昇進が認められないどころか、推薦状を書いたあなた自身の評価も下がりかねません。

なので、面接のことも考慮した上で推薦状を書きましょう。

また、推薦状の内容をあらかじめ推薦する部下に把握させておいたり、
あなた自身が部下の面接を行うなどして下さい。

部下の昇格の推薦状の例文

では、これから部下の昇進推薦状の例文を2つご紹介します。

例文1

拝啓 益々ご清祥のことお喜び申し上げます。
日頃は常にご支援を賜っており、誠にありがたくそして厚く御礼を申し上げます。
さて早速となりますが、本状にて当社の○○○○を紹介したく思います。
彼は当社にて10年間勤務しており、現在も私がとても信頼を置くことができる仕事の片腕となって活躍をしております。
そんな中で彼は年内を目処に出身地である北海道にて新事業を開始していくのですが、そこでは責任者として活動を行ってほしいと考えております。
つきましては、今回昇格を推薦したく考えております。ぜひともご検討ください。
末筆ながら、ご高配賜りますようお願い申し上げます。 敬白

例文2

拝啓 貴社ますますご盛栄のこととお喜び申し上げます。
早速ではございますが、ご依頼のありました○○につきまして優秀な人材を見つけることができましたので、ここに推薦したく思います。
○○は現在営業に従事していますが、社に著しく貢献をしている人材となっております。
今後は当社の部下教育にも励んでもらうよう、昇格を推薦したく考えております。
ぜひ今後の事業展開を含めてご検討願いたく思います。
敬白

あとがき

以上、部下の昇進の推薦状についてでした。

どうしても推薦状の書き方が分からないという時には、
他の役職者の推薦状を参考にしてひな形としてフォーマットを作り上げていくのもいいでしょう。

多くの役職者が部下を推薦していくために書いていますので、
フォーマットを持っているという方も少なくありません。

そっくりそのままコピーになっても遜色ないひな形を持っていたり、
過去に作成した内容のコピーがあれば尚いいでしょう。

多くの部署を回っていきながら探していくということも可能です。