大学教授が就活中の学生を推薦する推薦状の書き方【ポイントと例文】

推薦状のポイントと書き方に関する記事です。

今回は、大学の教授が就活中の教え子である学生を推薦する場合の事例について見ていきます。

公的な文章なので悩みがちですが、ポイントを意識すればそれほど難しくはないので是非参考にして下さい。

推薦状のポイント

まず、推薦状を書く上でのポイントについて説明します。

推薦状には決まった形式や文体というのはありませんが、
どのような推薦状でも注意するべきポイントが以下の4点です。

  1. 公文書としての体裁として『日付』『宛名』『署名』『表題』を正しく記載する
  2. 推薦者と推薦される人物との関係を示す
  3. 推薦する学生の評価をする(学業や研究、部やサークル、行事の取り組みや人柄など)
  4. 採用した時の会社のメリットを書く

それでは、これらを意識して以下の例文を参考にしてみてください。

推薦状の例文

〇〇〇〇君は、私が指導を務めている〇〇学部の〇〇学科にて優秀な成績を収めている学生です。

大学院でも積極的に研究などに打ち込んでおり、在学中は主に〇〇を専門的に研究を行っています。また学業だけでなく〇〇部でも部長として活躍をしており、学園祭などでは率先して部の紹介を行っております。部員たちからの評価も高く、指導をしている私としても安心して任せていくことができます。非常に勝ち気な性格を持っており、明るさや協調性については問題無いと判断しております。

そして努力家でもありますので、御社に採用していただくことができましたら、担当する事業でも人間性を十分に発揮していくことができるでしょう。

今後ともご高配を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

あとがき

大学院での生活内容や課外活動、さらには後輩からの評価を加えていくと、
さらに企業へアピールすることができる推薦状にしていくことができるでしょう。

企業には常にプラスになっていくような推薦状が出来上がってくると、
学生にとっても心強くなっていきます。

学生の中には講義を休むということが多かったり、
試験結果が悪かったというケースもあるでしょう。

しかし講義などで成績が悪かったと思っていても、
教授は態度を見ていきながら内容を決めていくケースもあります。

事前に内容を確認しておくと、
後で面接で大いにアピールポイントにしていくことができますので、
事前の打ち合わせをしておくと活動内容の幅が広げていくこともできるようになります。