【2020年】成人の日はいつ?祝日の由来や意味とは

「おとなになったことを自覚し、みずから生き抜こうとする青年を祝いはげます」

こういった趣旨のもと制定された1月の国民の祝日「成人の日」についてです。

「元旦」に続く2番目の祝日です。

昔から定められている祝日の一つですが、そのルーツには深い由来があります。

今回は成人の日の日にちに加えて、制定の経緯や意味などを詳しく解説していきます。

2020年の成人の日

2020年の成人の日は『1月13日(月)』です。
成人の日は昔は1月15日でしたが、現在はハッピーマンデー制度により“1月の第2月曜日”へと変更になりました。

つまり、年によって1月8日~14日の間で変動するということです。

成人の日の意味・由来

成人の日は、「おとなになったことを自覚し、みずから生き抜こうとする青年を祝いはげます」という趣旨のもと定められた祝日です。

簡単に言うと、成人(20歳)になった人に対して、

  1. 大人になった自覚をもってもらう
  2. 大人になったことを祝う

この2つの目的があります。

祝日の制定と同時に、成人式が定められました。

かつては“成人の通過儀礼”として色んな風習がありましたが、現在は成人の日、成人式がこの役目を担っているというわけです。

成人の通過儀礼の変化

成人の通過儀礼は古くから行われていますが、時代背景によって徐々にその形は変化していきます。

  1. 貴族や地域ごとの通過儀礼
  2. 徴兵による通過儀礼
  3. 成人式による通過儀礼

奈良時代には成人した男子は髪を結い上げ、冠や烏帽子を付けて服装を改め、女子は“裳”という特別な衣服を身に付け、髪を結い上げ、歯を黒く染めました(お歯黒)。

この儀礼を元服と言います。

貴族だけではなく各村々ではそれぞれの通過儀礼が昔から行われていました。

明治以降は男子は兵役の義務が課せられましたが、これが成人の通過儀礼となりました。

各地の通過儀礼は廃れていき、「兵役により成人が認められる」という風潮になったのです。
ただ戦争が終わると徴兵制がなくなります。

そこで新たな通過儀礼を定めるという意味で、1948年の“国民の祝日に関する法律”により「成人の日」が祝日として定められ、成人式が行われるようになったのです。

成人の日制定の意図

成人の日の制定にはどんな意図があったのでしょうか。

これは、戦後の国家復興のために「人材」が重要だと考えられたからだと言われています。

物資や食料も大事でしたが、なによりも人材が足りていませんでした。

国民が成長して良い人材が育まれるようにとの思いで、「成人になった人が大人の自覚を持ち成長する機会を持ってもらうため」、成人の日が定められたのです。

成人の日のイベント

成人の日に関連する代表的なイベントとしては、“成人式”“どんど焼き”などが挙げられます。

成人式

改めて説明すると、成人(20歳)になった人が各地方自治体に招待されて祝福・激励される行事です。

男性はスーツや羽織袴、女性は振り袖などの正装をし、市長の言葉が贈られる他、その地域出身の芸能人からの言葉を貰ったり、地域ならではのイベントが行われます。

同級生が一斉に集まるので、同窓会としての意味合いも強いです。

成人の日が1月15日だった頃は、大体の地域でこの日に成人式が開催されていました。

現在は改定後の成人の日に行われることもありますが、帰省している人が参加しやすいようにとその前日の日曜日に行われることも多いです。

どんど焼き

どんど焼きとは神社やお寺、地方自治体によって行われる火祭のことを指し、主に“門松”、“しめ縄”、“破魔矢”などの「正月飾り」や「書き初め」を焼くのが趣旨です。

成人の日というよりも小正月(1月15日)としての行事でしたが、成人の日の日にち変更に伴い1月15日が祝日ではなくなり参加しにくくなったため、どんど焼きの日にちも変更する地域が増えました。

現在は成人の日、またはその前後の日曜日に開催する地域が多いです。

あとがき

以上、成人の日の意味や由来、関連するイベントについてでした。

今回の内容をまとめると以下のとおりです。

  • 成人の日は1月第2月曜日(2020年は1月13日)
  • 成人の通過儀礼として定められた
  • 背景としては徴兵制の撤廃がある
  • 関連するイベントとしては「成人式」や「どんど焼き」などがある

国民の祝日一つとってもそのルーツには深いものがありますね。