郵便局は私達の身の回りのあらゆる業務を取り扱っているので、とても重要な施設ですが、業務時間が短く不便に感じる人も多いのではないでしょうか?
特にGWやお盆、年末年始などの連休の際に、郵便局が使えなくて困ることも少なくないでしょう。
そこで今回、通常の営業時間外でも業務を行っている『ゆうゆう窓口』について詳しく説明していきます。
ゆうゆう窓口とは?
概要、通常の窓口との違い
ゆうゆう窓口とは一部の郵便局に設置されている窓口で、
簡単に説明すると“通常の窓口の営業時間外でも業務を行っている窓口”です。
平日の営業時間外だけではなく、
土曜・日曜、GWやお盆、年末など祝日でも業務を行っています。
ただしゆうゆう窓口が設置されている郵便局は、
郵便の仕分けを行うような、各地域の主要郵便局のみです。
営業時間については都心部は24時間営業のところもありますが、
郵便局によって異なります。
24時間ではないところは、
7時または8時に始まり、20時または21時に終わるところが多いです。
通常の郵便窓口との違いは「営業時間」という認識で間違いありません。
業務内容
業務内容も郵便局によって変わってきますが、
以下の基本的な業務はほとんど取り扱っています。
- 郵便(通常郵便物・速達・書留)
- 販売(切手やはがき、収入印紙等)
- レタックス(電報などの電子郵便)
- ゆうパック(チルドゆうパックを含む)
- 国際郵便(航空郵便物・国際スピード郵便物)
- 保管郵便物・不在留置郵便物・本人限定受取郵便物の受取
- 支店への申請・届出の受付
- 私書箱の設置
はがきや切手の景品交換、書損交換などの特殊な業務を除けば、
通常の郵便窓口で取り扱っていることは同様に行ってくれることが多いです。
ゆうゆう窓口は「郵便」の窓口
ただし注意点として、
ゆうゆう窓口は『郵便』の窓口であるということは抑えておきましょう。
一般的に郵便局の窓口といえば、
『郵便』の他にも『貯金』や『保険』の窓口などありますが、
ゆうゆう窓口は郵便に関する業務しか取り扱っていません。
なので、現金の振込や引き出し、料金の支払いなどは行えないので、注意しましょう。
ゆうゆう窓口の場所と営業時間
では、ゆうゆう窓口の設置されている場所とそこでの営業時間を調べる方法について説明します。
ゆうゆう窓口は前述した通り、
一部の郵便局にしか設置されていないので注意が必要です。
たとえば、2017年現在、東京新宿区には郵便局は100ヶ所ありますが、
ゆうゆう窓口が設置されているのはわずか3ヶ所です。
東京全体でも2000以上の郵便局に対しわずか90ヶ所だけ。
ゆうゆう窓口がどこに設置してあるかについてですが、
以下の郵便局のHPから検索することができます。
また、その各ゆうゆう窓口の営業時間についても調べることもできるので、
一緒に確認するといいでしょう。
あとがき
以上、ゆうゆう窓口の業務内容や設置場所、営業時間についてでした。
ゆうゆう窓口は遅くまで営業しているだけでなく、土日祝日も業務を行っているため、
コンビニ感覚で利用することができとても便利です。
GWやお盆、年末年始などの連休前にバタバタしなくてもいいですし、
急に郵便局に用ができも焦る必要がありません。
特に、遅れて書いた年賀状を元旦に届ける場合は、
相手の地域のゆうゆう窓口に出してギリギリでも間に合わせるという方法もあります。
詳細:年賀状はいつまでに出すと元旦に届く?遅れても間に合わせる裏技もご紹介
ゆうゆう窓口を知らない人、あまり利用したことがない人は多いと思いますが、
とても便利なのでこの機会に是非知っておくといいでしょう。