会社の同僚への弔辞の書き方のポイントと例文をご紹介します。
弔辞は普段目にすることもなく要領がわからないと思いますが、やはり自分で言葉が大事なので、参考程度にご覧ください。
弔辞のポイント
会社の同僚への弔辞を書く際のポイントは、
生前の故人を誇大に表すのではなく自分の思い出の中の姿をエピソード等交えて素直に表すことです。
1.故人への語り
2.故人の人柄や想い
3.お別れの言葉
という構成にすると良いでしょう。
あまり長々と話すべきではありませんので3分前後にまとめ、
故人に語りかける口調で作成することもポイントです。
通夜や葬儀の席では忌み言葉(たびたび、かさねがさね等)がありますので、
忌み言葉を知り弔辞文の中へと入れないようにしましょう。
また、地域・風習・宗教によって弔辞の内容は変わりますので注意して下さい。
会社の同僚への弔辞例文①
ここに慎んで〇〇〇〇殿の御霊にお別れの言葉を捧げます。
初めて訃報を聞いた時はただただ驚き、こうして霊前に立ってはみても〇〇さんを失ってしまったという実感がわきません。あまりにも若くあまりにも卒然にあなたは逝去されてしまいました。
私と〇〇さんは同期で〇〇株式会社に入社し、以来公私ともにお付き合いしてきました。
酒席にご一緒し、時には真面目に時にはふざけ合いながら様々な話をしましたね。
会社でのあなたはやさしいお人柄で面倒見がよく、機転もきいたため上司・部下・同期からも頼りにされていました。
不慮の出来事により世を去られてしまい、誠に残念です。
職場の全員を代表致しまして御礼の言葉を申し上げます。
本当にありがとうございました。
〇〇さん、どうか安らかにお眠りください。
会社の同僚への弔辞例文②
私、〇〇〇〇が〇〇株式会社の職場代表として謹んで○〇〇○さんの御霊前にお別れの言葉を捧げます。
私と〇〇さんとは同期で入社しました。
同じ部に配属されたこともあり、仕事の中でもよくご一緒させていただきました。
よく取引先に向かう電車内で将来のことや今の仕事に対する話をしましたね。
隣で将来の姿を笑顔で語るあなたの横顔を今でも覚えています。
自分を成長させようとする意識が高かった〇〇さんはいろいろな仕事に積極的に関わっていき、
明るい人柄から先輩・後輩問わず知り合いがたくさんいましたね。
以前に病気を患っているとは伺っていましたが、こんなにも突然別れがくるとは思っていませんでした。
ご遺族様の悲しみ、残していかねばならなかった〇〇さんのお気持ちを考えると胸の痛む想いが致します。
ご遺族様にはこの度のご不幸お悔やみ申し上げます。
想いはつきませんがもうお別れの言葉を告げなければなりません。
〇〇さんへ心から感謝申し上げ、ご冥福をお祈り致します。
どうか安らかにお眠りください。