お花見の幹事を任されたら、段取りをしっかりすることが先決です。
段取りができていないと当日になって慌てたり困ったことになったりします。
また、お花見当日は幹事の挨拶があり、初めてだとどんな挨拶をしたら良いかイメージがわかないかもしれません。
会社のお花見の幹事は若い社員に任せることが多いので、初めてでも戸惑わなくて良いように幹事の挨拶のポイント、注意点、例を挙げて紹介します。
お花見幹事の挨拶のポイント
お花見に限らず、
宴会の幹事の挨拶進行は基本的なパターンがあります。
宴会をスタートさせる最初の挨拶ですから、
・参加者の一体感を高めるような話題選び
・日ごろの仕事や活動の労をねぎらう気持ち
・参加者が気持ちよくお酒が楽しめるような気配り
これらが大切です。
続いて乾杯の挨拶の流れとしては
1)一礼して前に出る
2)一礼して自己紹介
3)短いスピーチをして「乾杯」の音頭を取る
4)お礼で終わる
というのが基本パターンです。
乾杯の挨拶は、
・イントロ
・メインスピーチ
・乾杯
これらの構成を意識しましょう。
■イントロ
主催者との関係や部署、役職など簡単に自己紹介し、あまり長くならないようシンプルにまとめる。
■メインスピーチ
主役を引き立てながら、場を盛り立てる内容で、尚且つ参加者を待たせないよう、要点だけを抑えて簡潔に話すように心がける。
■乾杯の声
会の参加者のノリを良くするよう、元気よく明るくを心がける。
乾杯の挨拶の例文
花見会の幹事の実例を紹介します。
総務部の○○です。
今年の○○会社の花見会の幹事を任されました。
お忙しいところ、参加して頂いた皆さん、ありがとうございます。
少し肌寒い中でのお花見になりましたが、お天気は申し分なくホッとしております。
昨年の今ごろは年度末でひと息つけましたが、今年は業務システムの入れ替え業務があり、まだ忙しさを抱えている状態です。
今年の花見会も多忙のため、急遽、新人の○○君と○○君に場所取り、ビールや食料買い出し、ゲームの用意と大変手助けしてもらいました。
初めての○○会社の花見会で2人ともこんなに大がかりにやるんですか?と目を丸くしていました。
どうぞ若い2人の労をねぎらってやって下さい。
長話になると乾杯を首を長くして待っている方がしびれを切らすと思いますので、挨拶は終わらせて頂きます。
乾杯の音頭はいつものように○○課長にお願いいたします。
それではお時間の許す限り、桜並木を眺めながらひとときのご歓談をお楽しみ下さい。
尚、花見会の最後の挨拶も基本はイントロ、メインスピーチ、締めの言葉でまとめるとスムーズです。