結婚・定年退職の送別会の挨拶 例文とポイント

定年・結婚退職の送別会の挨拶 例文とポイント春は人事異動、転勤、退職など職場で同僚や先輩を見送ることが増える時期です。

もし、送別会で送る側として挨拶をすることになったら、どのようなことが大切でポイントとなるか、具体的な例も一緒に紹介します。

送別会の挨拶のポイント

送別会の挨拶は、
主役が定年退職者、結婚退職者の場合で内容は変わってきます。
自分の立場も関係しますね。

■定年退職者の送別会で部下から挨拶する場合
退職者への労いと感謝の言葉を最初に述べた後、
在職中の業績や思い出に残る話などを紹介します。

また、定年退職者の送別会で欠かせない言葉が、
「第2の人生」
なので、必ず応援の言葉としてかけてあげて下さい。

■結婚退職者の送別会で上司から挨拶する場合
まず第一に惜しまれる気持ちを伝えるのが大事です。

そして、二度と会えないという表現ではなく、
「いつでも顔を見せて下さい」
という一緒に働いた職場の仲間からの気持ちを印象づけることが大切です。

送別会の挨拶の例文

では具体的な挨拶の例です。

定年退職者の送別会で部下からの挨拶

○○部長、長い間本当にお疲れさまでした。
在職中はいろいろご指導頂きまして、大変感謝しています。

○○部長は入社以来○○年、ずっと営業畑一筋に打ち込んで来られ、会社の業績アップに貢献されてきました。
部下の育成にも熱心でいつも営業部の先頭に立って、私たちとともに学び、励まして下さいました。
○○部長が職場に来られなくなるのは大変寂しく、会社にとっても大きな痛手ですが、これからは会社を離れ、第2の人生が実りあるものになることを願い、応援したいと思います。

結婚退職者の送別会で上司からの挨拶

○○さん、これまで6年間お疲れさまでした。
入社以来販売部門の有能な社員として仕事をしてきた○○さんが、結婚して退職されると聞いた時、有能な社員が去る残念な気持ちと自分の娘を嫁がせる寂しさがありました。

しかし、専業主婦となってしっかり家庭を築きたいという気持ちを知り、嬉しく思いました。
これから販売部門はさびしくなりますが、○○さんの新しい人生の門出を祝い、気持ち良く送り出してあげましょう。
○○さん、退職されてもどうぞ気軽に会社に遊びに来てください。

あとがき

送別会の送り手側の挨拶の基本は、

前半:にお礼、ねぎらい、エピソードや逸話
後半:退職後の活躍と健康を願う

この流れが自然な構成となります。

注意するのはエピソードや逸話があまり長くならないようにすることで、
感謝の気持ちをしっかり伝えることを心がけて下さい。