以前は海の日が7月20日で、それに伴い7月21日~8月31日が夏休みというのが一般的でした。
しかし2002年から週5日制やゆとり教育で授業時間の確保に迫られたことなどの理由から、多くの学校では夏休みの日数は減りました。
その期間は学校によって様々です。
そこで今回、小学校・中学校・高校の夏休みの期間の目安、都道府県別の違いなどを紹介します。
2019年の夏休みの期間の目安
小学校・中学校・高校の夏休みの期間は、その学校もしくは市町村が決めるため、学校によって異なります。
正確な日にちが知りたい場合は「〇〇市 夏休み」「〇〇学校 夏休み」で調べると、市町村や学校のHPの情報が見られる場合が多いです。
ただ、夏休みにはある程度の目安はあるので、開始日・終了日・期間について見ていきましょう。
夏休みの開始日の目安
- 多くの学校は7月20日(土)~
- 早い学校は7月13日(土)~
- 遅い学校は7月26日(金)~
※終業式の翌日を夏休み開始日とします
夏休み開始日は7月第四週のいずれか(22日~26日)という学校も多く、学校によって様々です。
夏休み最終日の目安
- 多くの学校は9月1日(日)
- 早い学校は8月18日(日)
※始業式の前日を夏休みの最終日とします
多くの学校は9月2日が始業日ですが、8月20日~30日のいずれかが始業日となる学校も多いです。
都道府県別の学校の夏休みの期間の特徴
つづいて、都道府県別の夏休みの期間の特徴について見ていきましょう。
各都道府県の学校を無作為抽出して個々数年の夏休み期間の平均をまとめたら次のようになりました。
同じ都道府県でも期間が大きく異なったりしてデータはかなり大雑把なものなので、参考程度にとどめて下さい。
それでもこのデータから都道府県ごとの特徴が見えてきます。
北海道・東北など北部の地域では夏休みの期間が短いということです。
- 夏は比較的涼しく過ごしやすい
- 冬休みが長く、中には寒中休みを実施する学校もある(長野県)
夏休みの目的の一つとして、夏の暑さで授業が困難であることが挙げられます。そのため比較的涼しい地域は夏休みが短い傾向にあるのです。
逆にこれらの地域は冬休みが長い傾向にあるため、年間の長期休みの日数にそれほど差はありません。
ただ最近はエアコンを導入している学校も増えてきたため、南部地域でも夏休みの日数は減少傾向にあります。
上図では九州や中国地方でも夏休みが短い都道府県が見られますが、以前はもっと北部と南部の夏休みの日数差は顕著でした。
あとがき
以上、小学校・中学校・高校の夏休みについてでした。
2019年の夏休みの目安について説明しましたが、正確な日にちは学校によって異なります。もしもお子さんの学校の夏休みの期間が知りたい場合、「〇〇市 夏休み」や「〇〇学校 夏休み」などで調べてください。
市町村または学校のHPの「年間行事」として終業式や始業式の日にちが掲載されていることが多いです。
ちなみに今年はGWが10連休でしたが、お盆休みも9連休と長いので、お子さんの夏休みの日程と合わせて家族で旅行に行くのもよいですね。お盆の日にちについてはぜひこちらをご覧ください。