喪中の際に年賀状欠礼として出す「喪中はがき」ですが、色々とマナーについてわからないことは多いと思います。
今回は喪中はがきで使う“はがきの種類”や“切手の種類”についてです。
どういうはがきや切手を使えばマナー違反にならないのか、またどこで購入できるのかなどを解説していきます。
■喪中はがきのマナーに関する記事一覧
- 喪中はがきとは?どんな時に誰に出すべきか?
- 喪中はがきを出す時期
- 喪中はがきで使えるはがき・切手の種類←今ここ
- 喪中はがきの無料テンプレートまとめ
- 喪中はがきの文例一覧
喪中はがきで使えるはがきの種類
喪中はがきには年賀はがきのようにお祝いの意味を含むハガキ、
華やかなデザインが入ったハガキなどを使うことはできません。
ですが、一般常識的に考えて使えると判断できるものであれば問題なく使えます。
喪中はがきで使えるのは主に以下の2種類。
- 郵便はがき(旧・官製はがき)
- 私製はがき
1.郵便はがき(旧・官製はがき)
郵便局やコンビニなどで売られている一般的なハガキで、
表の左上に花が書かれており、切手を貼る必要がないものを指します。
昔は官製はがきと呼ばれていましたが、
今では郵便はがき(通常はがき)と名称が変更しました。
ただ、この郵便はがきにも種類があり、喪中はがきに適したものがあります。
郵便はがきにはこのような種類があり、
左から『ヤマユリ』『山桜』『胡蝶蘭』『胡蝶蘭(インクジェット)』のデザインです。
詳細:通常はがき – 日本郵便
この中で『胡蝶蘭』は喪中はがきや寒中見舞い専用のはがきなので、
喪中はがきにはこれを選びましょう。
拡大するとこのようなデザインのものです。
柄がわからない場合、
郵便局で「胡蝶蘭のはがきを下さい」「喪中はがきとして使えるはがきを下さい」と言えば通じます。
ちなみに、自分でデザインのテンプレートを印刷するのではなく、
業者にハガキを頼む場合は大体が『胡蝶蘭』の郵便はがきになっているかと思います。
2.私製はがき
文房具店や100円ショップ、スーパーなどで売っており、
切手を別途購入して貼る必要があるハガキのことを指します。
このハガキ自体は喪中はがきとして問題なく使えるのですが、
切手は決まったものしか貼れないので注意が必要です。
喪中はがきで使える切手
続いて、私製はがきに貼る切手について解説していきます。
切手には色々種類がありますが、
喪中はがきに使えるのは以下の『弔事用62円普通切手』です。
郵便局には確実に売られていますが、
コンビニの場合売られていない場合もあるでしょう。
はがき・切手が売られている場所まとめ
喪中はがきに使うはがきや切手が売られている場所についてまとめます。
■郵便はがき(切手不要)
- 郵便局
- コンビニ
- 大手デパート
- 大手スーパー
- 〒マークの看板があるお店
■私製はがき(切手必要)
- 100円ショップ
- 文房具店
- ホームセンター
- スーパー
■切手
- 郵便局
- コンビニ(レジで店員に直接言う)
- 大手デパート
- 大手スーパー
- 〒マークの看板があるお店
郵便はがきではなく私製はがきしか売られていない場合、
切手も置いていません。
なので、私製はがきと切手を購入するのは2度手間なので、
特別な理由がなければ、はじめから郵便はがきを購入するのをおすすめします。
また、店舗に足を運んで購入しなくても、
郵便局のネットショップでも購入できます。
⇒郵便局のネットショップ|ギフトから食品、切手・グッズの通販
ただし、送料は高めです。
あとがき
以上、喪中はがきで使えるはがきや切手の種類についてでした。
喪中はがきは何かとマナーには気を使いがちですが、
はがきのや切手の種類に関してはそこまで厳格なルールがあるわけではありません。
胡蝶蘭の郵便はがきや弔事用切手も守らないとマナー違反、不謹慎というわけではなく、
その方がよりよいという程度ですからね。
ちなみにその他、喪中はがきのマナーについてまとめているので、
ぜひご覧ください。
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