知らないと恥をかく!結婚式のスピーチのマナー・忌避言葉

知らないと恥をかく!結婚式のスピーチで注意したいことおめでたい席でのスピーチ、たとえば結婚式などでスピーチをする場合には、おめでたいからと、嬉しいからと、思いつきで何でも話して良いというものではありません。

おめでたい席だからこそ、注意しなければならないことや避けるべき言葉などがあります。

もし、結婚式でのスピーチを頼まれたら、これらを確認して原稿を考えた方が失礼がなくて安心です。

スピーチの長さ

まず、スピーチの目安となる時間ですが、
“約3分”で、400字の原稿用紙に下書きするとすればだいたい2~3枚ぐらいになります。

たとえ、どんなに素晴らしいスピーチでも、
長すぎると聞いている方は疲れてしまいます。

人が集中して話を聞いていられるのが、約3分なのです。

また、短すぎても新郎新婦やご両親に失礼になることは言うまでもないでしょう。

避けるべき言葉

次にスピーチで使うのを避けるべき言葉です。

結婚式や披露宴などのおめでたい席では、
縁起が悪いので使ってはいけないとされる言葉があります。

もっとも有名な言葉は、
・別れる
・切れる
・離れる

など、別離を連想させる言葉です。

これもあらかじめ原稿を用意するなどしなければ、
悪気がなくてもつい口から出てしまうということがありますので、注意が必要です。

また、
「以上で私のお祝いの言葉を終わりにします
もいけません。

この場合は「言葉といたします」と終わるのです。

「最後になりましたが」という人もいますが、
本来はこの「最後」もあまり使いたくない言葉です。

できれば、
「結びになりますが」とかっこ良く言いたいものですね。

避けたい話題

日本のような単民族国家では気にすることが少ないようですが、
結婚式や披露宴では、“宗教の話題”は避けた方が良いでしょう。

同じ観点から言えば“政治の話題”も同様です。
これらは人それぞれの考えがあり、良いとか悪いとかはないからです。

また、あまり過激な暴露話も慎みましょう。
新郎の友人のスピーチなどでよく見られるのですが、
あまりにも露骨な暴露話や下ネタ、下品な話はしないようにしましょう。

例えスピーチを書いている時にはウケるだろうと思う話でも、
当日の会場の雰囲気をぶち壊してしまうような悲惨な状況になることも有り得ます。

その場を盛り上げようという気持ちはわかりますが、内容には注意が必要です。
まちがっても、昔付き合っていた人の話には触れてはいけません。
これはたとえ再婚であっても同様です。
このような話は、仲間だけになる二次会などでするようにしましょう。