インフルエンザの熱が下がった後の症状|咳・鼻水・喉の痛みの対処法

インフルエンザは高熱や倦怠感、筋肉痛などが代表的な症状であり、呼吸器系の症状が主である風邪と見分けるためのポイントになります。

しかし、インフルエンザの場合も熱が下がってから咳・痰・鼻水・喉の痛みなどの呼吸器系の症状が現れる場合が大半です。

そこで今回、インフルエンザの呼吸器系症状の対処法について解説していきます。

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インフルエンザは解熱後に呼吸器系の症状が現れる

インフルエンザは初期症状に咳や鼻水、痰、喉の痛みなど呼吸器系の症状は現れにくいのですが、熱や倦怠感などが治ってきたらこれらの症状が現れます。

インフルエンザに感染してから完治するまで以下の段階があるのです。

『潜伏期間』⇒『初期症状』⇒『二次症状』⇒『完治』

  1. インフルエンザ感染(潜伏期間)
    • 自覚症状はない
    • 潜伏期間は通常1~3日程度
    • この期間も他の人にうつる
  2. インフルエンザ発症(高熱+全身症状)
    • はじめて自覚症状があらわれる
    • 風邪との見分け方は「風邪:熱があっても38℃未満、呼吸器系症状が中心」「インフルエンザ:高熱+全身症状」
    • 期間は2~3日程度(抗インフルエンザ薬服用で1~2日)
    • インフルエンザA型ではなくB型の場合は高熱になりにくい
  3. 解熱+呼吸器系の症状
    • 熱が下がり全身症状もある程度おさまる
    • せき、くしゃみ、喉の痛みなど呼吸器系の症状があらわれる
    • 期間は1週間前後
  4. 完治

詳細はこちら
インフルエンザの概要(初期症状・潜伏期間・予防法)

呼吸器系の症状の原因

熱が下がった後に鼻水や痰などの症状は、
ウイルスと戦った白血球の死骸や細菌を排出する作用があります。

鼻水が黄色くなるのはそのためです。

痰や鼻水を飲み込んでしまうと気管支に入ってしまうので、
できるだけ排出するようにしましょう。

咳や喉の痛みは粘膜がウイルスによってダメージを受け、炎症を起こしているのが原因です。
細菌が侵入しやすく肺炎や気管支炎などの合併症が起こりやすい状態です。

また、熱や倦怠感などが引いて治りかけとはいえ、
ウイルスがいまだに体内に潜伏しており他の人にうつる可能性もあります。

この状態でも安静にしておく必要があるのです。

では具体的に呼吸器系の症状の対処法についてご紹介します。

咳・痰・喉の痛みの対処法

まずは咳や痰、喉の痛みの対処法についてです。(鼻水・鼻づまりは後述)

1.部屋の湿度管理の徹底(50~60%)

咳が出る、痰が絡む、喉が痛むといった症状は空気の乾燥によって悪化します。

また、湿度を保つことで喉の粘膜の防御作用を向上させるとともに、
細菌が活性化するのを防ぐことができます。

咳、痰、喉の痛みといった症状の緩和だけではなく、
合併症を防ぐ上でも重要なポイントです。

鼻づまりの場合も加湿によって緩和されます。

湿度は50~60%に保ちましょう。

加湿器がない場合は以下の方法で湿度を上げることができます。

  • 濡れタオルや洗濯物を部屋に干す
  • バケツや洗面器、コップなどに水を入れて部屋に置く
  • 霧吹きを定期的に使う

2.水分をしっかり摂る

痰は粘度が高いと喉に絡んで排出しにくいので、
水分を摂って粘度を下げるのが重要です。

鼻水も出やすくなります。

また、水分をしっかり摂ることは喉の乾燥を防ぐことにも繋がります。

ただし冷たい水だと気管が収縮してしまうため、
温かい飲み物のほうが良いです。

3.殺菌作用のあるものを口にする

蜂蜜のど飴トローチなどで喉の痛みや咳を緩和することができます。

蜂蜜は殺菌効果があり、
のど飴やトローチの効果は種類にもよりますが、殺菌の他、喉の乾燥を防ぐのにも役立ちます。

4.栄養・休養をしっかり摂る

熱や倦怠感などの初期症状が治まってもまだウイルスが体内に潜伏しているので、
しっかり栄養と休養をとって完治させるのが重要です。

特に各種ビタミンは喉の粘膜を保護する作用や免疫力を高める作用があるので、
ビタミンをしっかり摂り、バランスの良い食事を心がけましょう。

食事に関してはこちらを参考にして下さい。
インフルエンザに感染した際に摂るべき食事&飲み物一覧

5.症状が酷い場合・長引く場合は病院へ行く

あまりに症状が酷い場合や咳や痰が長引く場合、
合併症が発症している可能性があります。

病院へ行って診てもらいましょう。

鼻水・鼻づまりの対処法

鼻水や鼻づまりの場合も前述した「湿度管理」「水分補給」が重要です。

これらのほかに有効な方法を4つご紹介します。

1.蒸しタオルで鼻を温める

鼻を温めると血行とともに鼻通りがよくなり、
一時的ですが鼻づまりは緩和されます。

蒸しタオルの作り方は、
ほどよく濡れたタオルを電子レンジで1分温めるだけです。

鼻を温めるのが目的なので、
ホッカイロや暖かい缶やも構いません。

2.わきの下に圧力を加える

鼻が詰まっている方とは反対側のわきの下に圧力を加えると鼻づまりは解消されます。
ペットボトルや手など適度な大きさのものをわきの下に挟んで軽く力を加えましょう。

交感神経が刺激され、鼻の粘膜の血管が収縮するため炎症が緩和されるのです。

3.鼻うがいをする

鼻うがいは鼻腔内の細菌やほこりを排出する効果や鼻づまりを解消する効果があります。

市販の鼻うがい用の液でもいいですが、
コップ一杯にひとつまみの塩を混ぜて作る食塩水でも構いません。

片方の鼻を抑えて反対の鼻で食塩水を吸い込み、口から出します。

4.息を止める

最も手軽に鼻づまりを解消する方法は“息を止めること”です。

長く息を止めると、脳から鼻腔を広げるための命令が出され、
血管が収縮されて一時的に粘膜の腫れがおさまるのです。

あとがき

以上、インフルエンザの呼吸器系の症状の対処法についてでした。

最後に対処法のまとめです。

【咳・痰・喉の痛みの対処法】

  1. 部屋の湿度管理の徹底(50~60%)
  2. 水分をしっかり摂る
  3. 殺菌作用のあるものを口にする
  4. 栄養・休養をしっかり摂る
  5. 症状が酷い場合・長引く場合は病院へ行く

【鼻水・鼻づまりの対処法】

  1. 部屋の湿度管理の徹底(50~60%)
  2. 水分をしっかり摂る
  3. 蒸しタオルで鼻を温める
  4. わきの下に圧力を加える
  5. 鼻うがいをする
  6. 息を止める
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