新入社員の決意表明の書き方のポイントと例文【文書/スピーチ】

春から社会人として会社で働くことになれば、新入社員としての決意表明を書いたり、人前で話したりする機会があります。

しかし、初めての経験になるので誰しもどんな文章にすればいいのか悩むものです。

そこで、今回、新入社員の決意表明の書き方のポイントと例文をご紹介します。

決意表明文(文書)

ポイント

決意表明の書き方のポイントとして主に以下の点が挙げられます。

  1. 拝啓~敬具を使う
  2. この会社に入社できた喜びを示す
  3. 採用してもらえた感謝の意を示す
  4. しっかり意気込みを記す

特に、『決意表明』なので、
きちんと自分の『決意』を記すことが重要です。

以下に例文を紹介します。

例文

○○○株式会社人事部 〇〇 〇〇殿
謹啓 ◯◯の候、貴社におかれましては益々ご清栄のこととお慶び申し上げます。
このたびは、採用内定をいただきまして誠にありがとうございました。
貴社への入社を切望しておりましたので、採用内定の通知をいただき本当に嬉しく思っております。
入社後は1日も早く仕事を覚え、1人前になって貴社に貢献できる社員になれるよう努力を惜しまず全力で頑張る所存でございます。
ご不便ゃご迷惑をおかけすることも多々あるかと思いますが、どうぞご指導賜りますよう、何卒よろしくお願いいたします。
では、末筆ではございますが、皆様のご健勝をお祈り申し上げます。
敬具

入社式での決意表明のスピーチ

ポイント

また文書とは別に、入社式において、
新入社員の代表として決意表明文を読むことになってしまう場合もあります。

そんな時のために参考になる例文をご紹介します。

入社式で発表する決意表明文は、

  1. 入社への喜び
  2. 今後の抱負
  3. 指導のお願い
  4. 結びの言葉

このような流れで簡潔な文章にするのがおすすめです。
入社してからの意気込みを謙虚な姿勢と前向きな内容で語れば好感がもたれるでしょう。

以下に例文を紹介します。

例文

本日より、◯◯◯会社の一員となりました◯◯(名前)でございます。
この厳しい時代に、歴史あるこの会社に入社できたことを心より嬉しく思っております。
また、このように立派な入社式に臨むことができ、社会人になった喜びを改めて実感しております。
本当に、ありがとうございます。
今日から先輩がたの下で、毎日ひとつでも多くのことを学び取り、それを活かし、一日も早く会社の戦力となれますよう、持てる力を尽くして仕事に取り組んでまいりたいと思います。
まだまだ未熟な新入社員ですが、◯◯会社の一員として誇りを持ち成長していきたいと思っております。
わからないことだらけで、先輩の皆様にはご迷惑をおかけすることも多々あるかと思いますが、なにとぞ、ご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。
最後になりますが、本日は私たちのために、貴重な業務の時間をさいていただきましてありがとうございました。