年賀状はいつまでに出すと元旦に届く?遅れても間に合わせる裏技もご紹介

年賀状はいつまでに出すと元旦に届く?遅れても間に合わせる裏技もご紹介

年賀状は相手の返信の手間などを考えると、できるだけ元旦に届けたいものです。

相手が目上の人の場合、年賀状を遅れて出したというのは知られたくないですしね。

では「元旦に間に合わせるには年賀状をいつまでに出せば良いのか?」「出すのが遅れた年賀状を何としても元旦に届けたい場合どうすればいいのか?」ということを説明していきます。

年賀状をいつ出すと元旦に届くのか?

年賀状が元旦に届くようにするには、
“12月15日~12月25日”に出しましょう。

誤配達や転居先への転送などなければ、
25日までの年賀状はほぼ確実に元旦に相手の元へ届きます。

また、26日~28日の間に出したとしても元旦に届く場合もありますが、
年賀状の差し出しが集中した場合や、相手の地域によっては元旦には届かないので注意しましょう。

ちなみに、地域による違いですが以下のように言われています。

  • 同じ地域の場合:29日(夕方集荷分)でも元旦に届く場合多い
  • 同一県内の場合:28日(午前集荷分)でも元旦に届く場合多い
  • 近隣の都道府県の場合:27日(夕方集荷分)でも元旦に届く場合が多い

ただし、前述した通りその年の年賀状配達の量との兼ね合いもあるので、
確実に1月1日までに届けるには25日までに出すようにしましょう。

ポストの集荷時間には要注意!

25日までに出せば元日に間に合うのですが、
ポストによって集荷時間が異なるので注意が必要です。

25日の最終集荷時間に間に合わなければ26日扱いですからね。

それでも間に合う場合が多いですが、
より確実にするならポストの集荷時間を把握してそれまでに出すようにしましょう。

ただ、いちいちポストに赴いて集荷時間を確認するのも面倒だと思うので、
ネット上で全国のポストの集荷時間が調べられるサービスをご紹介します。

ポストマップ

ポストマップ

このように地図でポストの集荷時間が調べられるので、
是非ご活用下さい。

宛先の住所記載や差し出す際の注意点

元旦に間に合わせるには早く出す以外にも注意すべき点があります。
それは、郵便番号や住所の記載を正式かつ丁寧に行うことです。

大量の年賀状は機械で郵便番号を読み取って仕分けられるので、
機械で読み取れないもの、誤認識してしまうものは配達を送らせてしまう要因となります。

なので、郵便番号は以下の項目を注意しましょう。

  • 黒または青のペンで記載する
  • 枠からはみ出さないようにする
  • 文字が潰れたりして誤認識されないように丁寧に書く

住所に関してもマンションの部屋番号など省略したりせず、
きちんと丁寧に記載するのが大事です。

また、大量に送る際は向きを揃えて輪ゴムで年賀状をまとめましょう。

年賀状は機械で読み取るため局員が向きを揃える必要があるのですが、
輪ゴムで止めればその手間を省くことができます。

ただ、紙で包んだりしたら余計に手間がかかることもあるので、
すぐに取り外せる輪ゴムが最適でしょう。

出すのが遅れても元旦に間に合わせるには

さて、25日が過ぎてしまったら元旦で届かない可能性が出てくるのですが、
それでもどうしても元旦に間に合わせないといけないということもあると思います。

そんな時はどうすればいいのか?

方法としては3つあります。

  1. 速達で出す
  2. 配達局に出す
  3. 郵頼を利用する

1.速達で出す

最も簡単な方法が“速達で出す”という方法です。

通常のはがきが翌日届くような地域、近隣都道府県の場合は、
31日の夕方に出してもほぼ確実に元旦に届きます。

東京から九州・沖縄または北海道くらいの距離だと、
31日の夕方に出すと元旦の午後に配達されます。

30日に出すと31日に配達されることもあるので注意が必要です。

また、さらに注意点を挙げるなら、
1通あたり52円の値段がかかってしまうこと、
そして速達は特殊取扱郵便なので、相手にそれが分かってしまうという点です。

もしも相手にわからないように、
通常の年賀状と同様の形で送りたいのであれば以降の方法を利用しましょう。

2.配達局に出す

配達局、つまり宛先の地域の配達を担っている郵便局まで持っていく方法です。
配達局は以下のページから調べることができます。

ゆうゆう窓口・集荷に関する連絡先を調べる – 日本郵便

小さな郵便局の場合は30日の夕方までしか営業していませんが、
大きな郵便局であれば31日も営業しているので年内の営業時間を調べてそれまでに出す必要があります。

窓口では宛先がこの地域であることを伝えましょう。

ただ、この方法もわざわざ宛先の地域まで赴く必要があるので、
それが不可能であれば次の方法を利用して下さい。

3.郵頼を利用する

相手に通常の年賀状と区別されずに、
さらに相手の地域までわざわざ行かずに元旦に届ける方法です。

郵頼と言い、相手の地域の配達局の部署に依頼します。

封筒に届けて欲しい年賀はがきと依頼文書を入れて、
これを最寄りの郵便局から配達局へ速達で送ります。

依頼文書は以下のことを丁寧に記載しましょう。

  • ○○郵便局 集配営業部 XXX-XXXXの配達担当者様
  • 年賀状を1月1日以降すみやかに宛先に送ってもらいたい旨
  • 特別な配達の希望ではなく、消印も不要という旨

封筒には相手の地域の郵便局の配達部署宛にして、
何が入っているのかを記載します。

  • 部署の例:集配営業部 XXX-XXXXの配達担当者様
  • 何が入っているかのか:配達依頼年賀郵便物在中

あとは封筒を速達で送ります。

これでギリギリに出しても相手に気づかれませんし、
相手の住んでいる地域に行かなくても済みます。

ただしこれは正式に郵便局が案内している方法ではないので、
最終手段としてどうしてもというときだけ用いて下さい。

年賀状のデザイン

以上、年賀状を元旦までに間に合わせる方法でした。

では次に年賀状のデザイン、テンプレートのご紹介です。

2020年の年賀状のイラスト素材・テンプレート素材について取り扱っているサイトをまとめました。

2020年は子年なのでネズミのイラスト、
またその他にも正月に関するイラストの七福神、正月飾り、富士山のイラストなど、
様々な種類の素材が揃っています。

可愛いもの、かっこいいもの、おしゃれなもの、ユニークなものなど色んな素材があるので、
是非以下の記事を参考にしてみてください。

【亥(いのしし)】2019年の年賀状の無料イラスト・テンプレートまとめ

 

■年賀状の記事一覧

  1. 年賀状を出す時期・出し遅れても元旦に間に合わせる方法←今ここ
  2. 年賀状の無料テンプレート集
  3. 「謹賀新年」「賀正」「迎春」など『賀詞』の使い分け
  4. 年賀状の文例まとめ