上司から新入社員への初日の挨拶・メッセージの例文

新入社員が入ってくると、上司として、新入社員に何かメッセージを伝えるという場面が出てきます。

挨拶のシチュエーションは、『初めて新入社員を迎えたミーティングでの挨拶』『歓迎会での挨拶』など、いくつかありますが、どれも基本の流れは同じです。

今回、よく使われる一般的なメッセージを紹介するので、是非参考にして下さい。

新入社員へのメッセージの構成

まず、新入社員へのメッセージの構成について説明しましょう。

挨拶の流れは、

  1. 初めの言葉
  2. 職場の紹介
  3. 社会人の心構え
  4. 結び

以上の4段階となるのが一般的です。

それぞれについて説明します。

初めの言葉(挨拶・自己紹介)

  • 部長の○○です。
  • 入社おめでとうございます。
  • 課員一同、心よりあなたたちの入社を、歓迎しております。

など、初めにメッセージの導入として、
以上のようなことを話しましょう。

職場の紹介

  • 会社の概況
  • 部署の仕事内容

など。

職場の紹介は、状況に合わせて具体的な内容も交えながら話すことで、
興味を持って聞いてもらえるでしょう。

社会人の心構え

  • まずは挨拶をきちんとしましょう。それがすべての基本です。
  • 失敗を恐れないようにしましょう。誰も最初から完璧など求めていません。
  • ほうれんそうを忘れないこと。これを怠ると途端に仕事は破綻していきます。

こういった基本的なことを自社の事例など混ぜながら話すと良いでしょう。

結びの言葉

  • 充実した会社生活を過ごしてください。
  • ご活躍を楽しみにしております。

このあたりを使って挨拶を締めましょう。


それでは、ひとつ、例文をまとめます。
営業部の新入社員に対する軽い挨拶です。

例文

○○部長の○○です。
新入社員の皆さん、入社おめでとうございます。
あなたたちは、選び抜かれた優秀な人材です。
誇りを持って我が社での業務に当たってください。

この部署は、○○を扱っている部署です。
まずこの部署で過ごすことで、お客様との関わりを深く知ることになるでしょう。
それは、この会社での業務の基本の考え方を知ることにも繋がります。
社会人1年目として、知らないこと、分からないことが沢山出てくることでしょう。
失敗を恐れず、先輩を真似し、どんどん分からないことは質問してください。
最初から完璧に出来ることをこちらも求めておりません。
まずは知ることから始めてください。

最後に、この部署は厳しいですがとても仲の良い部署です。
先輩たちにも甘える時は甘えてください。
みなさんの活躍を期待しております。