業務上の事故の始末書作成のポイントと例文テンプレート

業務上の事故の始末書作成のポイントと例文テンプレート業務上でのトラブル、事故を起こしてしまった時に作成する始末書の書き方のポイントや例文をご紹介します。

初めて作成する場合などは特に要領がわからないと思うので、是非この記事を参考にして下さい。

始末書作成のポイント

始末書はビジネス上でトラブルや不祥事があった場合に関係者に提出するために作成します。

顛末書は一部始終の報告のみですが、
始末書は一部始終を報告の上、謝罪や今後の決意を記載します。

会社によってパソコン・ワープロで作成するのも可のようですが、
一般的には始末書を書く場合は手書きで提出しましょう。

本文は手書きで、別紙等がある場合はパソコンで作成します。

始末書を提出するタイミングとしてはできるだけはやい段階、
トラブルが発覚後すぐか交通事故等の場合は事態が落ち着いたタイミングで、
上長等に提出しましょう。

事実を隠すことなく正直に記載することが業務上の事故の始末書を記載するポイントです。
本文の中には不始末やトラブルの日時、場所、内容等えお明確に盛り込みましょう。

5W1H(いつ、どこで、誰が、何を、状況、原因)
これを意識して作成すると書きやすくなります。

同じ事故を起こさないためにも始末書は活かしていかなければなりません。
自分を含めた会社の人たちが同じ事故を起こさないための資料にもなるような文面にするために、
再発を防ぐための方法があるようでしたらそれも記載しましょう。

業務上の事故の始末書の例文

平成〇〇年〇〇月〇〇日
〇〇株式会社
代表取締役社長 〇〇〇〇様
始末書
〇〇課 〇〇○○

平成〇〇年〇〇月〇〇日、私の〇〇における作業ミスにより期日までに商品を納品できず、客先からクレームを受けました。
この件で客先からの信用を落とす結果となり、会社に多大な損害を与えてしまったことを深くお詫び申し上げます。

今回の件は私が〇〇という作業の手順をきちんと覚えていなかったため誤った方法で作業してしまったため製品を作るラインを止めてしまい、納品できないという事態が発生致しました。
客先へは期日までに納品が不可能だと判明した段階で上長である〇〇〇〇、営業の〇〇○○とともに謝罪し、別の納品日で対応させていただく旨をご理解いただきました。客先へは別途詫び状も送付致します。

手順の確認を怠ってしまった私の不注意によりこのような事態になってしまい、深く反省致しております。
今後は既存の作業の内容をマニュアル化ならびに作業手順を確認しやすい環境づくりをし、作業をする際は十分注意致します。
二度とこのような事故を起こさぬことを誓います。

以上

顛末書・始末書の例文記事一覧

このブログの下記の記事も是非ご覧下さい。

■顛末書
社内の顛末書の書き方のポイント・例文
社外の顛末書の書き方のポイント・例文
盗難報告の顛末書の書き方のポイント・例文

■始末書
交通事故の始末書の書き方のポイント・例文
物品・金品の紛失の始末書の書き方のポイントと例文
・業務上の事故の始末書作成のポイントと例文←今ここ
社内規則違反の始末書の書き方のポイントと例文