物品・金品の紛失の始末書の書き方のポイントと例文

物品・金品の紛失の始末書のポイントと例文

物品・金品を紛失してしまった時の始末書の書き方に関する記事です。

書き方のポイントと実際の例文を2つご紹介しますので是非参考にして下さい。

 

物品・金品の紛失の始末書のポイント

会社の物品や金品を紛失した場合の責任は重く、
鍵や社員証ならまだしも金品などの損害額が大きいものほど反省の態度をしっかりとみせなければなりません。

物品・金品紛失の始末書を記載する場合は、
お詫びの気持ちを込めて簡潔に書くことがポイントとなります。

・日時
・場所
・状況
・原因
・紛失したもの
・紛失者

これらが分かるように記載しましょう。

単純な過失によるものならともかく、
盗難事件等の場合は個人の責任だけではない部分もありますので、
正確に正直に記載することで始末書を読む相手に理解していただけます。

ですが管理責任はあくまでも自分ですのでそのことを念頭において記載しましょう。

物品紛失の始末書例文

平成〇〇年〇〇月〇〇日
代表取締役 〇〇○○様
〇〇部 〇〇〇〇
始末書
私は、平成〇〇年〇〇月〇〇日の帰宅中に会社の事務所の鍵を紛失してしまいましたことを深くお詫び申し上げます。
紛失当日の午後9時頃事務所に鍵を閉め、通勤で使用しているバッグに入れました。
その後新橋駅で飲んだ後、自宅に帰った際にバッグを紛失していることに気付きました。
立ち寄った場所を隈無く探し、警察に届け出をだしましたが現在も見つかっておりません。
この度は会社に多大なるご不便をおかけし、大変申し訳ございません。
今後は二度とこのようなことが起こらぬよう手荷物は常に手の届くところに持つように致します。

以上

金品紛失の始末書例文

平成〇〇年〇〇月〇〇日
〇〇株式会社
代表取締役 〇〇○○様
始末書
私は、平成〇〇年〇〇月〇〇日午後4時頃、銀行から帰社中の〇〇区〇〇通りの路上で取引金が入ったバッグを取られてしまいました。

紛失当日は当社から10分ほど離れた〇〇銀行様から現金50万円を受け取り、手持ち金庫に入れた後バッグ内に収めました。
その後帰社するために〇〇通りを歩いていたところ後ろから来たバイクにバッグを奪われました。急いで後を追いましたが、バイクに追いつけず見失ってしまいました。
人通りの少ない場所であったため目撃者もおらず、警察に届けた現在もバッグは見つかっておりません。

今回の件は私の不注意と思慮不足により起きた事件です。このような事態を招き会社への多大なる損害とご迷惑をおかけしてしまい、深くお詫び申し上げます。
今後は会社の金品等を所持している際は細心の注意をはらい、このような事件に巻き込まれぬように致し、二度とこのように会社への損害を与えぬよう誓います。

この度は寛大なるご処置を賜りますようお願い致します。

〇〇部〇〇課
〇〇〇〇 印

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